タバコという名のにくい奴(2009.4.23)

バンドの練習後はいつもメシ食いに行ってからグダグダと色々くだらん話とかするわけだわん。


そんで明日からタスポ導入ですなぁって話になって、たばこ辞めてえな~っって流れになったわけだぽん。


まぁね、今まで何回この話をしたことか。

結局、辞めてえって言ってる時点で辞める気なしという事で落ち着いたわけだけども。

でも実際今日を機会に辞める奴多いだろうな~。その中の何人が禁煙に成功するんだろうかw


いわゆるニコチン中毒のぼくら。早ければ数時間後には挫折する奴いるはずだ、絶対w


まぁ、頑張って「3日我慢すれば後は楽」ゾーンを抜けたとしよう。

そうすると実際ニコチン依存的な欲求はなくなるんだよね、ほんとに。

食後にも仕事上がりにも○×△後にだって別に吸いたいとは思わなくなる。


‥‥しかし


本当の勝負はここからなんだ!


まず一つ。環境による問題。

これはものすごい関門。この問題により数多くのチャレンジャーが撃墜されていったことだろう。

今の社会、職場、学校、友達、自宅、どこに行ってもまず喫煙者はいる。

実質、魅力的なやり手のセールスマンで日本中埋め尽くされていると言っても過言ではないだろう。

逃げ場はない。絶体絶命都市


でもまぁ言ってしまえば、それの大部分はまだニコチン中毒から抜け切っていない半端者を対象とした問題なわけだ。修羅場を潜り抜けた歴戦の猛者であるならば、邪悪なセールスマンにつかまることはない。


一つ目の問題を突破した後、二つ目の問題。

それはニコチン中毒ゾーンを抜けても記憶として頭に残る、あののど越し。

のど越しなんて結局ニコチンの依存じゃないかって思うけど、それは大間違い。

ニコチンとは言うなれば催眠のようなもので、その成分が欲しい、たばこが吸いたい、という欲求を体がおこすもの。

のど越しはまた別で、言い換えればビールと同じ。覚えてしまった感覚を忘れる事は出来ない。

だからもし麻薬の注射針で腕を刺す事自体に快感を覚えてしまったのなら、もうとてもじゃないが辞めることは出来なくなるだろう。

だから脳で覚えている限り「あの感覚をもう一度」という雑念に苛まれる。


そして、最後の問題。

これは人によって度合いは変わるだろうが、とても深刻な問題。


それは、たばこへの友情。


長年付き合ってきた相棒。

いつも左ポケットにしっかりと存在し、俺に安心感をくれた相棒。

不穏な場の空気を和ませる役を買って出てくれた相棒。

俺の行く先々どこへでも一緒だった相棒。

それに、あのパッケージのデザイン。もう完全に生活に馴染んだ赤い箱。

文字隠して首吊り死体とかしたりねw



とにかく、こいつと離れ離れになるなんて!俺とおまえの関係を切るなんて!



なかなか禁煙という道は険しいよほんとに。。。